周りの子たちはしゃべりはじめているのに、うちの子はいつになったらしゃべり始めるの?
単語は出てきたけど、いつになったら2語3語でてくるの?
そんな心配をしている方にはこの本をおすすめします。
この本のはじめにでこんなことが書かれています。
おしゃべりが遅い理由はたくさんあると思います。
根本的な理由は年齢が上がってみないとわからない場合もあります。
2歳や3歳ならのんびり屋さんなだけなのかもしれません。
年齢が上がるまでの間、不安でしょうがないと思っているのなら語りかけ育児に挑戦してみてはいかがでしょうか。
語りかけ育児とは、イギリスの言語治療士であるサリー・ウォードが提唱している方法で1日30分間、静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかける育児のことです。
語りかけ育児で新たに必要なものはありません。
今日からはじめられます。
大事なことは赤ちゃんと2人きりの時間を1日30分とることです。
テレビなどを消した静かな部屋で、子どもが見ているものについて語りかけながら一緒に遊ぶだけです。
子どもが遊んでいるものに対して
「積み木であそんでいるの?このまるい積み木だけあつめているのね。まるい積み木が好きなのね」
こんなふうに子どもが見ているもの、やっていることを文章にしてしゃべってあげるだけでOKです。
基本的には親からの語りかけなので、慣れるまで語りかけのことばをしゃべるのは難しいです。
そこで最初は絵本を見ながらの語りかけをお勧めします。
家にある絵本で大丈夫ですが、もし追加で購入するとしたら1ページにいろいろなものが描かれている絵本がオススメです。
たとえば14ひきシリーズが個人的には語りかけしやすいです。
メインストーリー以外にもストーリーがあったり、蝶々や昆虫が描かれていて語りかけに最適です。
「ここにてんとう虫がいるね。みどりの葉っぱにとまっているよ」
「この子がころんじゃったよ。いたかったのかな?泣いちゃったね」
このとき子どもに質問をしたり、発音の訂正などはしないでください。
質問については楽しんで答える子もいると思いますが、プレッシャーでよりしゃべれなくなってしまう子も多いからです。
発音の訂正も子どもにプレッシャーを与えてしまいます。もし、発音が気になるのなら、親が正しい発音で語りかけてあげてください。
もし、ヘリコプターの発音を訂正してほしければ
「そうだね。そらにヘリコプターが飛んでいるね」
子どもの発達上発音しづらい文字や単語があるのですぐには直りませんが、子どもはきちんとインプットしています。
語りかけ育児の30分間は子どもを試したり、教育する場ではなく、親子のコミュニケーションの時間にします。
慣れてくると親子にとってかけがえのない時間になってくると思います。
これを1日30分、数週間から数ヶ月は続けてみてください。
sumamaは子どもが1歳になる前から語りかけ育児を実践していますが、保育園の保育士さんや地区センターの保育士さん、子育て経験のある親戚など、どこにいってもおしゃべり上手だね!と驚かれます。
これは語りかけ育児の影響がかなりあると思っています。
忙しければ毎日でなくても気づいたときで大丈夫です。今日1日だけになってしまっても良いです。
お子さんと2人きりの時間をつくって、素敵な時間を過ごしてみてください。
寝かしつけ、ご飯の用意、家事で本を読む暇がないよという方には漫画版をオススメします。
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